【初心者向け】支出を簡単に把握するコツ5選|30代ひとり暮らしの家計管理術

💦 なぜかお金が減っていく気がする…
💦 毎月何にお金を使ったか思い出せない
💦 節約したいのに支出が把握できていない
毎月の支出をきちんと把握していないとお金の流れが見えず、ムダ遣いにも気づけません。お金を賢く管理するためには、まず支出を把握することが重要です。
支出を把握する重要性やすぐに実践できる支出管理のコツ、おすすめのツールを紹介します。
毎月の支出を見える化すれば節約や貯金が楽になり、お金に対する不安も減ります。

私は支出の把握からお金の管理に取り組みはじめ、
会社員を辞めても大丈夫だと思えるほどお金の不安を減らせました!
支出の把握は現在のお金の不安を減らすだけでなく、将来に向けた貯蓄や資産形成にも役立ちます。この記事を参考に、無理せず支出を把握することから始めましょう!
支出を把握する3つの重要性

支出の把握がなぜ大切なのかがわかると、節約や貯金に取り組みやすくなります。まずは支出を把握することが重要な理由を詳しく見ていきましょう。
ムダな出費に気づける
毎月の支出を把握すると、日々のムダな出費に気づけるようになります。
- コンビニでのちょっとした買い物
- 使っていないサブスク費
- なんとなくのカフェ代
意識しないうちにお金が出ていっていることは誰にでもあります。日々のちょっとした出費も、月単位・年単位で見れば大きな金額です。
「何にいくら使っているのか」を見える化することで不要な支出が明確になり、お金の使い方をコントロールしやすくなります。まずは現状を知ることから始めましょう。
貯金・資産形成がしやすくなる

支出を把握することでお金の使い道が明確になると削れる支出がわかり、効率的に節約できます。
固定費に多く支出しているとわかれば、見直すことで毎月の出費を減らせます。浮いたお金を貯金や投資に回せば、無理なく資産形成が可能です。
支出の記録を続けていくと、自分の生活に合った貯金ペースがつかみやすくなります。目標に合わせた計画が立てられれば、資産形成も無理せずにコツコツと継続できます。
お金に対する不安が減る
支出を把握することは、お金に対する不安を減らす効果があります。自分が「何にいくら使っているのか」がわかるだけで、お金の流れをコントロールしやすくなるからです。

毎月の支出が不透明だと「急な出費に対応できるかな…」と不安になりませんか?
日々の支出を把握していれば「どのくらい使ってよいか」「どのくらい貯められるか」が明確になり、気持ちにも余裕が生まれます。お金の不安は「知らないこと」から生まれがちです。
支出の流れを見える化して現実を知ることで安心感が生まれ、余計な心配が少なくなります。お金との向き合い方が変わると、心の負担も軽くなります。
支出を簡単に把握するコツ5選

支出を正しく把握するには細かい家計簿への記録や計算が必要と思われがちですが、少しの工夫で簡単になります。初心者でも続けやすい「支出をラクに見える化できるコツ」を5つご紹介します!
キャッシュレス決済を徹底する
現金の場合はレシートを毎回残しておかないと、支出を正確に把握できません。キャッシュレス決済なら支出の記録が自動で残るため、レシートがなくても簡単に確認ができます。
- メイン:クレジットカード(三井住友カードNL)
- サブ①:QRコード系電子マネー(PayPay)
- サブ②:交通系電子マネー(Suica)
固定費も食費などの流動費もほとんどの支払いをクレジットカード1枚に集約しています。
電子マネー(PayPay)を使用するのは、友人と割り勘するときやクレジットカードが使えないときです。クレジットカードもPayPayも利用しにくい場合には、交通系電子マネー(Suica)で支払うことにしています。
キャッシュレス決済を徹底すると、手間をかけずに支出を正しく把握できます。忙しい方や家計簿が苦手な方だけでなく、みなさんにおすすめできる方法です。
家計簿アプリを活用する
家計簿アプリを活用すれば、手間なく自動で支出を記録・分類できます。銀行口座やクレジットカードと連携できるアプリなら支出の内容が自動で反映されるため、後で手入力する必要がありません。
▼私のおすすめ家計簿アプリ『マネーフォワードME』についてはこちらの記事を参考にしてください。
(準備中…)
多くの家計簿アプリは支出を「食費」「日用品」などに自動で分類でき、お金の使い方がひと目でわかります。グラフやレポート機能がついたものを使えば、月ごとの変化も簡単にチェックできます。日々の使いすぎも防ぐためには、予算をあらかじめ設定できる機能が便利です。
家計簿アプリを使うと手軽に支出を見える化でき、ムダを見つけやすくなります。紙の家計簿が続かなかった人にもおすすめの方法です。
自分に合った家計簿アプリを選んで、まずは1か月使ってみましょう!
支出を自分ルールで分類する
固定費と変動費を分けて管理すると支出の全体像が整理され、見直すべきポイントがはっきりします。固定費と変動費の内訳は人によって違うため「自分ルール」で分類することがポイントです。
私は以下のように分類しています!

支出は【固定費】と【流動費】に以下の考え方で分けています。
- 固定費は「生活を維持するために欠かせない支出」
- 流動費は「生活スタイルによって変わる支出」
自分が管理しやすい基準で支出項目を決めると、迷わずに分類しやすくなります。固定費は定期的に見直し、変動費は使いすぎをチェックしましょう。
支出項目は最小限にまとめる
支出を把握する際に項目が多すぎると分類に手間がかかり、支出把握が続かなくなります。細かく分けすぎてしまうとどこに分類するか迷ったり、記録自体が面倒になってしまいがちです。
まとめられるものはできるだけまとめ、最小限の項目で管理しましょう。大項目と中項目はそれぞれ5項目以内に絞ると分類がラクで、振り返るときも見やすくなります。

- 固定費:大項目2つ→中項目はそれぞれ4つ
- 流動費:大項目5つ→中項目は1〜5つ
まずは自分の生活を振り返って、どんな支出項目に分類できるかを考えてみてください!
レシートはすぐ捨てる!
支出を把握するというと「レシートを残さないと!」と思いがちですが、レシートはすぐに捨てましょう。レシートをため込むと後から見返すのが面倒になり、記録を後回しにしがちだからです。
クレジットカードや電子マネーを家計簿アプリに連携しておけば、買い物をした後に自動的に支出内容が反映されます。連携していない場合は買い物の直後に家計簿アプリに入力し、レシートは処分しましょう。
レシートを整理しようと頑張るよりも「すぐ記録&すぐ捨てる」を習慣にした方が、支出管理が負担に感じにくくなります。毎日の買い物のあとに、レシートの記録と処分をセットで行うことを意識してみてください。
支出の把握が続かないときの対処法3選

支出を把握しようと始めても、なかなか続かず挫折してしまうことはよくあります。支出の記録が続かないときに試してほしい3つの対処法をご紹介します。
支出の把握はできるだけ自動化する
支出の把握を無理なく続けるには、できるだけ自動化しましょう。手作業で記録する手間を減らすだけで、挫折しにくくなります。

クレジットカードや電子マネーを家計簿アプリに連携しておく方法がおすすめ!60代の母も実践しています✨
家計簿アプリと銀行口座やクレジットカードを連携させると、支出の情報が自動で取り込まれます。何にいくら使ったのかが自動で記録・分類されるため、入力の手間もありません。
「管理が続かない」と感じている方は、まずは支出の記録を自動化できる環境を整えてみましょう。
最初は「ざっくり記録」でOK

支出の把握を始めたいときは、まずは「ざっくり記録」の意識で取り組んでみてください。完璧を目指すと記録が面倒になり、続けにくくなるからです。
細かく項目を分けたり1円単位まで正確に入力しようとしたりすると、誰でも疲れてしまいます。端数の記録は省いて、100円単位で記録するだけでも支出全体の傾向はわかります。ざっくりでも記録を続けることで使いすぎに気づけたり支出の傾向が見えてきたりと、自然とお金の流れがつかめます。
はじめのうちは「なんとなく把握できていればOK」という気持ちで取り組みましょう。無理せず続けることで、家計管理が少しずつ習慣になっていきます。
自分にあった支出把握の方法を見つける
支出の把握を続けるコツは、自分に合った方法を見つけることです。やり方が自分に合っていないとストレスになり、途中で挫折しやすくなります。
アプリで管理するのが好きな人もいれば、手書きでノートに記録する方がしっくりくる人もいます。グラフや自動集計が好きな人はスプレッドシートもおすすめです。大切なのは「正しい方法」より「自分にとって続けやすい方法」を選ぶこと!
形式にこだわりすぎず、自分の性格や生活スタイルに合ったツールを取り入れましょう。気軽にいろいろな方法を試してみて、自分が楽しく取り組める方法を見つけてください。
支出の把握におすすめのツール3選

支出を把握したいけれど、どんな方法が自分に合っているのか迷っていませんか?一般的な支出把握の方法3つをご紹介します。
ズボラさんは「家計簿アプリ」
支出の記録が苦手な人やズボラな性格の人には、家計簿アプリの活用がおすすめです。家計簿アプリなら手間が少なく、自動で支出を記録・分類してくれます。
家計簿アプリを選ぶときは、以下のポイントを比較検討しましょう。
- 無料で使える機能の範囲
- カスタマイズ性・連携機能
- 操作性・見やすさ
- 運営会社の信頼性や利用者数
- セキュリティ対策
▼私のおすすめ家計簿アプリ『マネーフォワードME』についてはこちらの記事を参考にしてください。
(準備中…)
ツール選びに失敗しないためには、自分が「何を重視したいか」「どんな管理をしたいか」を明確にしてアプリを比較してみましょう。実際に家計簿アプリを使ってみると、続けやすさと便利さを実感できます。
紙に書きたい人は「手書き家計簿」

手書きが好きな人やじっくりとお金と向き合いたい方には、手書き家計簿がおすすめです。手で書くことでお金の使い方を自然と意識できるようになります。
ノートに毎日の支出を記録する過程で自分のお金の使い方に気づきやすくなります。アプリと違って自分のペースで記録できるのも、手書き家計簿の魅力です。ペンで書く行為自体が「お金を使った」という実感を強め、ムダ遣いを防ぐ効果もあります。
最近はおしゃれな家計簿ノートも販売されているので、自分に合ったものを見つけましょう。自作ノートでオリジナルの家計簿を作成してもOKです。まずは気軽に1週間だけでも、手書き家計簿で支出の記録を始めてみてください。
デジタル派は「Googleスプレッドシート」
デジタルでの管理が得意な方には、Googleスプレッドシートを使った支出管理がおすすめです。自分のスタイルに合わせてカスタマイズでき、視覚的にもわかりやすく整理できます。
テンプレートを使えば入力も簡単で、数式を組み込むことで自動的に合計や差額も計算できます。Googleスプレッドシートはクラウド上に保存されるため、スマホやPCからいつでもアクセスが可能です。
Googleスプレッドシートでの支出管理はエクセル管理に慣れている方や、より正確に支出の傾向を把握して見直したい方に最適の方法です。

私は月間の支出把握には家計簿アプリ、年間の支出把握にはGoogleスプレッドシートを利用しています!
毎月の支出をきちんと把握しよう!

毎月の支出をきちんと把握することはムダ遣いを減らし、将来に向けて安心してお金を使うための大切な習慣です。支出を見える化することで自分のお金の使い方に気づき、必要なものとそうでないものの線引きがしやすくなります。
- キャッシュレス決済を徹底する
- 家計簿アプリを活用する
- 固定費と変動費を自分ルールで分類する
- 変動費は最小限の項目にまとめる
- レシートはすぐ捨てる!
この記事で紹介した支出把握のコツやツールを活用すれば、手間をかけずに毎月の支出を無理なく把握できます。最初から完璧を目指す必要はありません。まずは「何にいくら使ったか」をざっくり知ることから始めることがおすすめです。

支出をしっかり把握できるとお金だけでなく心にも余裕が生まれ、人生の選択肢も広がります。
お金の不安は人生の不安にも直結するので、今日から支出の把握に取り組んでみましょう!