【新生活】 30代で選ぶ後悔しない生き方｜小さな部屋からの再出発🏠
− 同じ会社でこのまま働き続けていいのだろうか？
− 入社してから何のスキルも身についていない気がする
− 同期は結婚して仕事と子育てに奮闘しているのに私は…
社会人10年目を目前にこんな漠然とした悩みに直面した私は、毎日ただ時間を浪費しているだけなのではないかと思うようになりました
− 私は何のために働いているのだろうか
− 私の生きている意味は何だろうか
理想の生き方を見つけたくて働きながら通信大学に通って学芸員資格を取ってみたり、全く違う業界に転職してみたり、いくつもの副業に挑戦してみたり
結果は全て失敗。どれも実を結ぶことはなく自分が望む生き方なんて見つかりませんでした
そんなとき唯一、できたのは“立ち止まる”こと
会社員を辞めて自分自身と向き合うことでした
・会社員を辞める決断をするまでの思い
・会社員を辞めるまでにどんな準備をしたか
限りある時間をどう使うかは自分次第です
自分の人生の責任を取るのは自分しかいません
だから自分の生き方は自分で選びましょう
失敗しても後悔しない生き方を選ぶ
このまま会社員を続ければ十分な収入を安定して稼ぐことができる
少し節約すれば貯金や投資もできて、もしかしたら定年まで働かず早期リタイアできるかもしれない
何も変わらないままでは空っぽな人間になってしまうのではないか
歳を重ねて人生を振り返ったとき後悔のない生き方だったと思えるのか
会社員を辞める前、私はこんな考えと戦って自問自答を繰り返していました
最終的に選んだのは『たとえ失敗したとしても後悔しない生き方をしたい』という思い
私たちの人生には限りがある
人生に“絶対”と言えることはありませんが唯一、確実なことは『いつか必ず死ぬ』ということ
それは明日かもしれないし5年後かもしれないし50年後かもしれない
みんな人生に限りがあることくらい頭の中では分かってる
でも本当に限りある時間を意識して生きている人は少ないと思います
私は今までそのことに目を背けて生きてきました
仮に明日死ぬとしても後悔のない今日を生きたいと今は思っています
お金のために今を犠牲にしない
会社員として働き続ければ時間と引き換えにお金が手に入る
でも、失った時間は二度と取り戻すことができない
事務職として働いていた私は10年目を目前に毎日惰性で会社に行っているようでした
仕事は慣れてしまえば簡単で、新しい知識やスキルが身につくわけでもない
人間関係は悪くないけど尊敬できる上司や先輩はいない
生活費のためとはいえただ時間を浪費しているような日々は手放したい
二度と戻らない時間を惰性で過ごすのはやめたいと思いました
失敗したとしても後悔しない選択を
成功よりも失敗から学ぶことの方が多い
失敗してもまた挑戦すればいい
何もせずに時が過ぎてから悔やんでもどうにもならない
いくつかの選択肢があるとき、5年後の自分だったらどれを選ぶだろうかと想像します
会社員を続けることと会社員を辞めて自分のために時間を使うこと…5年後の自分を想像したとき、たとえ失敗したとしても自分のために今この時間を使いたいと思いました
自信を持てる“何か”を見つける
子供の頃から『中の中』が私の居場所でした
誰よりも秀でるものはないけど何ごともある程度はできる
得意なことや熱中できることとなく自分に自信がない
こんな自分のままは嫌だと思いました
だから、残りの人生で自信を持てる“何か”を見つけたい
No.1になりたいとは思いません。自分で自分に胸を張れる生き方をしたいと思っています
会社員を辞めるための準備
会社員を辞めるには十分な準備が必要でした
− 辞めた後の生活はどうするか
− 自由な時間をどう使うか
− 何を犠牲にする必要があるのか
自由な時間を永遠に謳歌はできません
目標や期限を決めて失敗してもやり直せる環境を作っておく必要があります
最低限の準備をすると自然と新たな一歩を踏み出す勇気が湧いてきます
自己分析して価値観を明確にした
さまざまな自己分析ツールを使って自分への理解を深める努力をしました
− どんな形・色・素材が好きなか
− どんな空間や環境が心地良く感じるか
− 自分の本質的な性格はどんなか
私は自分のことを知っているようで全く知りませんでした
他人の目ばかり気にして生きてきたからかもしれません（自分ではそんなつもりはなかったのに…）
− オシャレだと思われたいからたくさんの服を身につけよう
− 会社で浮かないように飲み会に参加しよう
− 両親に心配をかけたくないからこの会社で働き続けよう
惰性で生きていた日々の中で私の価値観はどこかに置き去りにされていました
改めて自分自身と向き合うことで以前よりも生きやすくなった気がします
お金の勉強をして生活費を見直した
書籍や動画でお金に関する知識を身につけ、お金の使い方を見直して毎月の生活費を削減しました
時間があってもお金がないと生活していくことはできません
正しい知識と十分な準備があれば退職後の生活が安定します
− 不要なものにお金を使わない
− 節約しつつも心が貧しくならない水準を見つける
自分の価値観が明確になると生活の中で必要なものと必要でないものが見えてきます
おかげで満足度を下げなくても生活費を下げることができました
身の丈に合う部屋に引っ越した
会社員時代より家賃が低く小さな部屋に引っ越しました
住む場所は必須ですが家賃はできるだけ下げる必要があります
価値観を明確にすることで自分の許容範囲がわかり、住居に必要なものと妥協できるものの判断がしやすくなります
生活水準は下がりましたが不満はありません
身の丈に合う部屋に引っ越したことで以前より心地よく暮らせるようになりました
最悪の場合を想定してみた
失敗したときにどうするのかシミュレーションしました
残念ながら私は一生分のお金を持っている訳でも、安定した収入がある訳でもありません
だから会社員を辞めることは挑戦でもあります
挑戦が失敗したときにどんな手段が考えられるか
− アルバイトしながら挑戦を続ける
− もう一度会社員に戻る
− 両親を頼る
一度の失敗で人生がゲームオーバーを迎えないように気をつけることはとても重要です
事前に最悪の場合を想定しておくと新たな挑戦がしやすくなります
自分の生き方は自分で選べる
どんな過去があったとしても、どんな現状に置かれているとしても、自分の人生の選択権は自分だけが持っています
現状に不安や不満を抱えていても自ら行動しなければ何も解決しません
人生はいつでも立ち止まることを許されています
勇気を出して立ち止まり、自分自身と向き合うと、大切にしたいものが見えてきます
現状で十分満足だという結論にたどり着くこともあります
何かを改善したいなら新しいことに挑戦する必要があります
後悔しない人生を送るために自分で自分の生き方を選択してください
最低限の準備をしておけば失敗への恐怖を減らすことができます
最後に私が好きな本の一文をご紹介します
自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、
いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか
